夢時造-yumejizo-

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いつまた、君と 何日君再来(ホーリージュンザイライ)

「野際陽子さんの逝去をお悔やみ申し上げます」

主人公・芦村朋子が、慣れないパソコンで地道に綴っていた手記。
それは、今は亡き夫・吾郎と過ごした50年の思い出でした。
朋子は娘に自分と夫の歩んできた道を知ってもらおう手記をしたためていたのですが、
突然病で倒れたことにより、代わりに孫の向井理がその手記を打ち直し、1冊の本にまとめることを決意。

いつまた、君と 何日君再来(ホーリージュンザイライ)1


そこで理は、祖父と祖母が過ごした時間を初めて知ることに。
戦時中から戦後、そしてその後の激動の時代を懸命に生き抜いた祖父と祖母のたくましい姿、
さらに三人の子供、そして孫の自分へと繋がる愛と絆の物語が綴られていた。

いつまた、君と 何日君再来(ホーリージュンザイライ)2

このシーンで流れてくる、中国語の「何日君再来」が耳に残り、後で染み出してきます。
この歌を聴いて朋子は南京へ行くことを決意する。
夫・吾郎についていき、1946年中国・上海から日本へ戻ってきた朋子たち夫婦は、
朋子の地元に戻ってくるも不器用な吾郎は朋子の家族から受付られず
「嫁さんの畑を当てにするような婿に見下される覚えはない!」と言われてしまう。
そんな理の祖父にあたる吾郎は真面目で誠実な男で、家族の大黒柱として家族を守ろうと必死でした。

いつまた、君と 何日君再来(ホーリージュンザイライ)3


また、それを献身的に支える朋子は、職もあり食べるものもある自分の実家を出て家族4人で暮らそうと話しを持ちかけます。
中国、そして日本各地を移り住み、貧しくも明るく暮らす家族に可愛らしい女の子が誕生。
それが理の母でした。
この子役の女の子がすごくよかった、自で言っているのか演技なのか、
父親がベッドで家族を確認する場面の彼女の表情にははジーンときますよ。

いつまた、君と 何日君再来(ホーリージュンザイライ)4

理の母役、岸本加世子やっぱりうまいですね、
祖母役、野際陽子から捨てられたと思っていたその真実を伝えてくれたシーン
泣いちゃいました。

いつまた、君と 何日君再来(ホーリージュンザイライ)5

親から子へ子から孫へ受け継がれていく愛の物語



挿入歌がまた良いんですよ、
エンドロールに流れてくると込み上げてきてしまいそうでした。



戦後の日本を支えてきたのは、普通の暮らしを生きた人々だった

とてもいい映画でした、
主演の尾野真千子さんがイイ妻、イイ母、イイ女、素晴らしい女性を演じてくれました。
また一目惚れです(笑) ぜひ機会がありましたら、お勧めです。

いつまた、君と 何日君再来(ホーリージュンザイライ公式サイト

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